無意味な暴走
「無意味な暴走 」
夜。塾の仕事が終わって、
ぼんやりしながらいつもの道を
車で走っていたら、
うしろから、ものすごいスピードで近づいてきた車に
追い越されてしまった。もちろん、追い越し禁止なのに。
追い越した車は猛スピードで
私の車との距離を広げていった。
私は、ぺースを変えることなく車を走らせていたのだけど、
信号のところで
その車に
普通に追いつくことができた。
前の車の
それまでの暴走が
ひどく無意味で無駄なように思えてしまった。
狭い日本そんなに急いでどこで行く。無意味な暴走は、やめましょう。それに、ガソリンも無駄遣いになるのではないかしら。それはエネルギーの無駄遣いということになって、ひいては、地球に優しくない行為につながるのではないのかしら。
「月ひとつ 」
仕事場の駐車場について、車から降り、ふと空を見上げると
くっきりと大きな満月が
笑っていた。
ちゃんと目も鼻も口も見えた
ような気がした。
ちょうどあの
ラブピースのような笑顔に見えたのだった。
よく考えれば不思議。
ものすごく遠いところにあるのに
なんで
こんな近くで
笑っているように見えるのだろう?
そこで一句
何億もの人を照らすが月ひとつ